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上官が車でやってきた。
車に荷物を積み込んでいる白崎に話しかける。

「君が処理を?」

どうやら先ほどの爆発物処理について聞きつけ,わざわざ激励にやってきたということらしい。

「いえ,あそこに居る浦原軍曹です」

車のドアに凭れて煙草をふかす浦原を指差す。
にっこり笑って浦原の元へ近づいていく上官。

「浦原軍曹!」

声をかけられて顔を向ける浦原。
近づいてくる上官に気付いて煙草を消す。

「ドウモ」
「炎上車を消した男か」
「ええ,まあ」
「まったくたいしたもんだ。すごい男だな」

すごい男だ。違うか?
同行した部下たちに同意を求める同感。
上官の視線の届かないところでおもしろくなさそうに口をへの字に結ぶ浦原。

「握手してくれ」

差し出された手を握る。

「今までにどれだけの爆弾を処理した?」
「さあ…,はっきりとは」
「軍曹,私の質問だ応えなさい」
「873です」
「800!それに73!すごいな!873個か!」
「あの,今のも入れてなんで」
「新記録だ」

そんな記録更新したって何の意味が。
思いながらも口には出せない。
上機嫌の上官はにこやかに浦原を見つめ更に尋ねる。

「爆弾を処理する上で一番大切なことは?」

浦原はちらり,視線を一護の方へ向ける。
苦みばしった顔でこちらを見つめる黒崎に気付くと,小さく口の端を引き上げた。

「死なないことです」
「さすがだな。たいした男だ」

浦原の言葉を冗談と受け取った上官は呵呵大笑しながら去っていく。

「なーにが『死なないことです』だ」

黒崎は視線を逸らすと吐き捨てるように呟いた。














ほんとは全場面置き換えしたかったんですが流石に時間が…。||||orz
いつか軍モノやりたいです。あんま仲良くない感じで。(●´艸`●)

2012.08.15

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